大抵の杏仁豆腐は、杏仁など使っておらず、アーモンドを使っているとやっていた。
杏仁の説明はまっとうだったが、この部分にどうにも違和感がある。
日本でいうところのアーモンドの粉など使ったところで杏仁風にはならないですよね。
wikipediaの杏仁豆腐の項目にも、アーモンドエッセンスを使うとあるが、
市販の杏仁豆腐でも、いわゆるアーモンドエッセンスをつかってはいないようです。
使っているならば、 ビターアーモンドエッセンス。
スイートアーモンドエッセンスは、いわゆる食べるアーモンドの香りですし。
ちなみに、青酸カリのアーモンド臭がなんであるのか皆分かっているのだろうか。
どうやら、生アーモンドの実の甘酸っぱい香りが正しそうなのだが、
たぶん、漫画やアニメでしかしらない大多数の人は、アーモンド臭と言っても、上の画像の
あの香ばしい香りを想像してるに違いない。
ソレじゃないから。
実際に、杏仁豆腐を作るなら、杏仁を粉にした杏仁霜を使う。別に希少なものでもないし、普通に買える。
中華食材としての杏仁霜の商品に、アーモンドパウダーと書いてあるのは、
単に、中国でアーモンドと杏を区別しないからのようです。
アーモンドを中国語に変換すると、杏仁です。
英語でも区別してないようでややこしい。
つまり、日本語のアーモンドには、杏は含んでませんから、
アーモンドの粉で作ってるというのは、間違いと言っていいかと思います。
香りや性質がよく似ているために日本ではアーモンドで杏仁豆腐を作ったりもします
と、そこいらじゅうのサイトに書いてあるんですけど、まあ、そういう勘違いからでしょうね。
ビターアーモンドからとった香料で作ってるということであればあながち間違いでもないのかもししれませんが、分かってない人が想像するものとはちがうのではないかなと。
ビターアーモンドからとった香料で作ってるということであればあながち間違いでもないのかもししれませんが、分かってない人が想像するものとはちがうのではないかなと。
だから、
アーモンドプードルで杏仁豆腐作れるのかな?なんて思う人も出る始末になってたります。
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